はじめは苗木だった

9年ほど前に、某ドトールさんでアラビカ種のコーヒーの苗木をもらえた。2つの苗だった。園芸店に売っている他の植物の苗のように10cmに満たない小さな新芽が出ていて、黒いプラスチックのカップに入っていた。
その苗をそれぞれ中型の鉢に植え替えて、9年ほど経った。それが昨年、8年目にして初めて花が咲いた。栽培9年目にして初めて実が成った!

以前にも書いたが、コーヒーの木は霜にあたるとダメなので、東京のド田舎の拙宅では室内で育てている。野生のものは6〜8mにもなり、10m以上のものもあるそうだ。商業的に栽培するので2m程度に刈り込まれるのが普通だ。コーヒーベルトでは紫外線量も多いので、バナナなどのシェードツリーと一緒に植えるのがいいそうだ。日光が当たりすぎるのもよくないのだ。ムツカシイ子だ。